日本では制作本国よりも配給権の関係が複雑すぎて、DVDが発売されない名作映画が山ほどあり、そのひとつ『ニュールンベルグ裁判』をビデオを借りてみた。
スペンサー・トレイシー演じる裁判官が語るセリフ「国家は個人の延長ではない」は名言ですよ。
国を愛する人が同胞をバッシングする今の世の中、このセリフの重みは大きいと思う。
アメリカン・ニューシネマにDVD化されない映画が多いのだけど、なんか意図的なような気がするのは考えすぎだろうか?
大手書店発売の名作DVDはレンタル不許可で、パブリックドメインの映画もバカ高く販売しているし。
ただし、デジタルリマスターの技術は海外に遅れを取ったままで、ノイズ修復していない単にビデオコピーの商品も多いけど。
日本は技術育成もしなく、著作権行使するだけで新たな文化を生み出す事なく、文化衰退するような気がする。
「国家は個人の延長ではない」
A country isn't a rock. It's not an extension of oneself.
心して、顧みたい。
補足 : 3月26日(水曜)深夜1時よりNHK-BS2にて、『ニュールンベルグ裁判』は放送される予定とか。
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Judgment at Nuremberg- OhmyNews : 国家は個人の延長ではない
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