職場のアルバイトに来ている学生の間で、治験モニターが話題となっている。
泊まり込みで、かなりの高額な報酬を貰えるとあって、この不景気時、話題になるのも無理はないと思いもする。
ただ、やはり慎重派の意見も多く、同じ職場の女性などは、治験を受けた時は何ともなくとも、後々、何らかの副作用が出てこないか、心配じゃないかと助言したりする。
学生たちもそれを承知で、治験のアルバイトを受けているようで、割り切っているけど、どこかで考えたくない的なリアクションを示したりする。
ワーキングプア状態の仕事が増える昨今、先の女性のような提言は一般職でも後々の体調不良はあり得るわけだし、介護の世界などはヘルニア、ぎっくり腰で離職するケースも多いと聴くし、コールセンターなどは相手に合わせる過度の共感疲労から精神的な障がいを訴える人もいるという。
それならば危険を覚悟の上で治験モニターになろうというのも無謀な話ではなく、自分の身体、すべて売り物と割り切れば、「お金」という気持ちのゆとりが得られようと云うもの。
条件満たすのであれば、治験モニターをやってみようかなとも思ったりもする。
どうせ学生たちより長くは生きられない事だろうし。
ネットを調べると糖尿検査を受けながら、小遣い稼ぎというのもあり、一挙両得のうたい文句が目にとまる。
薬剤師の友人に聴くと「そりゃ。人体実験だもの、報酬はいいさ」というだけで、否定も肯定もしない。
すべて売り物と割り切れるかどうか、なんだろうね。
- OhmyNews : すべて売り物
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