2009-06-25

札幌ゴミ戦争 Sapporo Garbage war

札幌市のゴミ有料化まで後1週間。札幌の街中のゴミステーションは無料駆け込みの多量のゴミが出されている。

従来と来月からの制度の変更が混乱を招いているのか、燃えないゴミの日に、従来ならば大型ゴミ、来月からは指定の袋に収まれば、燃えないゴミとなる「ビデオデッキ」が出されていたり、燃えるゴミの日に、従来ならば燃えないゴミ、来月からは燃えるゴミとなる「革製品」や「プラスチック製品」が出されていたりしている。

便乗投棄なのか、分別の大幅な変更からの混乱なのか、テレビのニュースでもこの件は取り上げられ、昨夜もゴミ回収車からのスプレー缶爆発のニュースも流されていたし、数週間前には回収作業員の方が事故に巻き込まれ、亡くなるニュースもあった。

自分の部屋も整理しなきゃと思いつつ、忙しさで散らかり放題になった状態からいらない物をより分ける作業をこの残り少ない無料のうちにと、ゴミを出す日の朝に大慌てで行い、貧乏性で捨てるに捨てられなかった物を思い切って、ゴミとして捨てたりしている。

半年前から整理使用しようと思いつつ、切羽詰まらないとなかなか出来ない。そんな時によーく考えなきゃ判らないような制度改正を行うと、パニックになるはいけないというのは「絵に描いた餅」だろう。

人を知らなきゃならないから、行政は大変なのに、それをわきまえないで、モラルのごり押しをするからおかしな事になる。行政マンが聖職の意識をなくすから社会もどんどんおかしくなっていくのかなと思ったりする。

札幌ゴミ戦争は第一段階をまもなく終える。

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