2010-12-25

変な冬 Strange winter

昨年はこの時期、入院生活だったので、よく判らないけど、今年の冬は何だかおかしい。

天気予報気圧配置図が道東が大荒れになる春先の気圧配置で、寒さも長続きしない。長続きしないのはいいけれども、寒暖差が激しく、降り積もった雪に、雨が降り、気温も上がって、シャーベット状の水たまりが出来たかと思うと、翌朝はそれがカチカチに氷り、歩道がでこぼこしたスケートリンクとなって歩くのも一苦労する有様。

先日、新雪が降り積もった日は、帰宅途中の夜道で雪を漕ぎ、走り回るネズミを見たし、気温が上がった雨の日には、家のトイレで痩せこけたハエを見た。どちらも真冬にお目にかかることのない生き物で、それだけ今年の冬は暖かいと云うことなのだろう。

外出で歩くのも、例年なら雪の降り始めは、雨交じりになり、道路に水たまりも出来るけれども、12月の半ばになれば、寒さも安定して、積雪が根雪に変わってくるので、秋口に穿いている靴を使い廻せるけど、今年は、水たまりとスケートリンクが交互に現れるので、靴に水が染み込んだり、歩くのに一苦労するため、仕方なく冬靴を買い足した。

クリスマス寒波の大荒れは札幌では幸いひどくなっていないけど、これから冬本番、ヨーロッパのような寒波が来るのか、今の状態が続く暖冬になるのか、気がかりだけど、せめてもの備えとして、肌着で暖かめのものをこれまた買い足した。

暖冬の証と云われたブラック・アイスバーンの発生から20数年、僕たちはどんな冬を迎えることになるのだろう?

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