特殊法人の生き残り策なのか、単なるミスなのか、「誰もが笑って暮らせる社会」を望んだ「龍馬伝」を一日に三回もチャンネルを変えて放送して、制作費を浮かす経費削減を行うNHKから、「NHK放送受信料についてのご案内」が送られてきた。
僕自身、身体障害者手帳を持っており、世帯構成員全員の市町村民税(特別区民税含む)が非課税であるので、「日本放送協会放送受信料免除基準」というものに該当するので、全額免除の適用を受けているのだけれど、送られてきた書類によると、【この度、自治体に免除事由の確認を行ったところ、現在は全額免除の事由に該当されませんでした。】ということで、12月20日頃、振込用紙を送付すると書かれていた。
ねぇ、ねぇ。NHKさんか、自治体かは知らないけど、勝手に人の所得調査をして、市民税非課税で、障害程度もB型肝炎発症で重くなっているのに、【全額免除の事由に該当されません】はないんじゃない。ちゃんと仕事してよ。国民の税金で働いているんだからさ。
天下の国家保護下にある放送局だから知らないわけはないと思うけど、B型肝炎の医療助成の申請でも市民税非課税はチェックされるわけで、患者さん自身に市民税非課税である証明書を取りに行かせて、初めて医療助成が受けられるというものなのに、なんでNHKだと、いとも簡単に市民税非課税の確認を行えるの?
なんか法治国家日本もこうなってくるとなんか恐ろしくなってくる。
NHKのサイトを見ていくと、11月5日に行われた札幌高裁の放送受信料の支払督促申立て判決に勢いづいたのか、「2010/12/01 放送受信契約の未契約世帯に対する民事訴訟の実施予告について」なんていう情報もある。
やるのは勝手だけど、きちんと調べてからやってよね。なんか死にものぐるいで金集めしているようで見苦しく感じられる。
さてと、イチャモンつけられた落とし前に、区役所で免除申請をまたやらなくちゃ。送られてきた書類には【お手数ですが】と書かれているけど、人の痛みを知らない役人根性ぽくって、気持ち悪い。
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