映画が終わり、映画館を出た時、前を歩くお母さんが幼い女の子に「意味、判った?」と聴き、女の子は一生懸命映画の感想を話していた。
映画は母から聴いた女の子の生い立ちの話。
おおかみ男を愛し、男に死なれ、生まれた二人の子供を女手ひとつで育てた母の思いが娘によって語られる。
その二人の子供はおおかみの子供。
どのように育てていいか判らない母が大人になっていく子供らにしてやれること。
子離れの話をあの女の子はどう感じたのだろう?
僕も子供の頃、母に映画に連れてって貰い、観た後、感想を聴かれ、まともに受け答えしてくれる母が僕を一人前に見てくれるのが嬉しかった記憶がある。
親の子離れ、子の親離れはそんな些細なことから始まるんだよ。
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