ももいろクローバーZで平田オリザの原作を「踊る大捜査線」の本広克行が映画化。評判がいいので観に行った。
田舎町の高校の演劇部に所属する女の子たちが高校最後の年に演劇に青春をかけるドラマは、演劇ど素人の僕にもわかりやすく演劇の魅力を教えてくれる。
共学校なのになぜか女の子だけの演劇部というのは置いておいて、演劇に挫折した黒木華扮する先生の助言で身近な家族への想いをそれぞれ演じる創作劇から宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」と絡めていく後半、演劇に対する夢が素晴らしい。
たどり着けない場所を目指して進んでいく私たち。出会いと別れのドラマを織り込みながら、はつらつとしたももいろクローバーZのドラマは久々の爽快青春映画だった。
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