年金法案 衆院委可決のニュースを聴き、ガルシア=マルケス「大佐に手紙は来ない」を思い出す。
日本が目指すはラテンアメリカ、東南アジアの格差構造なのだろうか?
政治家は無意識的だろうけど、視野が狭すぎるし、たった30年で破綻する年金制度に怒らない国民も国民なのだろう。
国のため、軍役に奉仕し、喘息病みの老いたる大佐は恩給が届くのを待ちわびるが、中央ではそんな事お構いなしの会議は踊る。
事務方の現場知らず
「糞でも食うさ」
老いたる大佐夫婦は死と対峙する。
これがガルシア=マルケス「大佐に手紙は来ない」サマリなのだけど、専門職が実情を知らない事がそもそもが問題なのだろうと。
先日、弁当屋で日替わり定食を注文する旦那に「海苔弁当で十分」といさめる家計担当の奥方を見たけれど、これが地域、国、世界と拡大すれば、「糞」を食わされる状況も生まれるのだろうなぁと。
試算狂いっぱなしの国民人口の将来推計同様、絵に描いた餅の罪が暴かれる。
- OhmyNews : じっと待っていて、年金は貰えるの?
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