中国製ギョーザ問題、モグラ叩きの様相を呈し始めてますね。
犯人捜しに夢中になり、犯人が御上だったと分かると被害者つぶしをやったミナマタになんかにているなぁと思うのですよ。
経済優先で生活を犠牲にしたミナマタ。
そのミナマタの「食」の問題をもっと知りたい気持ち。
その後のアレルギー、アトピーなんかも個人の問題としちゃっているのは日本くらいで、先進諸国はアレルギー、アトピーを配慮が必要な障がいとして、社会問題になっているのに。
経済優先で即席の食文化を求める生活の問題をマクドナルド依存中毒を材に描いた映画『スーパー・サイズ・ミー』をまた観たくなってきた。
ファーストフードでわが子に塩分たっぷりのフライドポテトと甘味料こってりのソフトドリンクを与える母親を多く目にするこの頃、その話をそれでも生きる大学生たちにすると「一歳半でビリーズ・ブート」と笑っていたけど、笑うしかない日本の食文化。
国民の健康を担保に経済優先行う政治思考は次なるミナマタを生むのだろうね。
将来の医療費負担削減のため、健康な胃の摘出助成を行っているというアメリカのようになろうとする国は、反面、安い人件コストの中国のようにワーキングプアを増やしている。
死刑制度と同じく、犯人捜しのトカゲのしっぽ切りは次なるミナマタを防げないのに。
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