2007-11-30

狂い咲き Blooming out of season

誕生日の週になると年の瀬の慌ただしさが動き出す感じなのだけれど、今年もなんか慌ただしい。

昨夜の誕生日プレゼント、岡林信康コンサートの報告をやっと書ける。(笑)

お客の入りは心配していたよりも良かったので、ファンとしても一安心。岡林さんも自嘲気味に「3年前の道新ホールでやっていると思えば満員だ」と開き直りの弁。

やった演目は今晩NHK-BS2で放送になる36年ぶりの日比谷野外大音楽堂の演目を若干いじった程度でほとんど同じと考えていいだろう。

日比谷野外大音楽堂の方の曲目リストは熱心な方のレポートを参照

還暦過ぎた岡林さん、調子が悪いのか、「君に捧げるラブソング」で声がかすれたり、「虹の舟歌」の歌詞を歌い変えたりとちょっと心配になりましたが、客席2列目のど真ん中で見る舞台はやはり最高!

尺八と津軽三味線のバトルとか、韓国のサムルノリの太鼓として知られるチャンゴ 独演などの他、岡林さんによる日本のリズムの特徴、手拍子健康法など相変わらずの関西トークに和みましたけれども。

隣席の女性同士の会話を聴くと、岡林さんに触発されて、ギターを練習したという女学生の頃の想い出話から、音楽があったから自殺せずに若い頃を過ごせたとぽつりと語る彼女たちの人生観が伝わっても来た。

「観客高齢化に備えて、トイレタイムを取りました」と語る岡林さん、「みんなパンパースをしてもなお、集まりましょう」と語っていたけど、日比谷での「36年後、あの世で逢おう」よりはまだマシなお告げかと。

ネットにて、御歌囃子参拝にはコンサート直売のCDを買うお布施が必要と聞いており、末代まで悔やまぬよう、多めにお金を持って、教義の歌の録音されたありがたいCDを懐に、拝んだ岡林舞台。

札幌コンサートのきっかけになったような「御歌囃子ソーラン」では地元よさこいソーランチームの踊りが岡林さん達の前に出て、邪魔だったけれど。

何はともあれ、「祭りという名前の人生」狂い咲かなきゃ咲いた意味などありはしない。

札幌で歌わず、日比谷で歌った「山辺に向いて」聴きたくて、NHK-BS2録画予約する私。

  • 「歌祭り」サード
  • 御歌囃子参上

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