2008-01-10

ネットと配達、新聞購読はどちらが安い?Which is cheap in the net and the delivery as for the newspaper subscription?

先日、職場の上司が配達される新聞購読を止めて、ネットで新聞を見るようにしたと話されており、ネットと配達、新聞購読はどちらが安いのだろう?と思ってしまった。

僕の場合、新聞を読む時、ざっと見出しを流し見て、興味ある記事を読むけれど、著名人といわれる方々が書いた社会論評やコラムを読むのが、メインとなっている。

興味ある記事では社会面は気に掛かっている福祉や環境などの社会問題などを読む程度で、事件とか三面記事はあまり読まない。経済面も新製品の話題より、経済、経営面のグローバルな視点のものをよくチェックする。

その他、求人など何かいい情報がないか気にかけるのみで、新聞全体からの割合でいっていけば、読む範囲は数パーセントにも見たいはず。

ネットの方に移行すればと考えると、配達購読している北海道新聞社のネットサービスを調べると、従量制 (月額525円)で、見出し1,000本、本文30本まで基本料金内。それを超えると見出し1本2.1円、本文1本52.5円となっている。

配達購読だと朝夕刊で、3,925円。人気がないといわれる夕刊によく読む社会論評やコラムが載っている都合、これは外せない。

テレビ番組なども番組一覧の週刊誌などに置き換えるか、デジタルのテレビ画面でのチェックですませばいいだろうけど、配達購読が棄てきれない魅力はやはり流し見の雑学思考のような気がする。

mixiなどのニュース機能などで、ある程度、流し見の雑学思考の確保も出来そうだけど、ネットオンリーの情報音痴になるのも怖いような気もする。

自分の情報収集能力がどれほどかを試されている気もするし、収集後の情報整理、情報活用にまでなると、配達購読は宝の持ち腐れのような気もする。

ただ、家業として、一時期、新聞配達業をしていた経験上、聴いた記憶があるのだけれど、戦前は欧米と同じく街頭での「読み売り」がメインだった新聞も戦後に配達購読が普及した結果、雑学が戦後日本のシンクタンクに貢献したという話も聞き覚えがあり、学科を一通り教える日本の教育と相まって、応用学力を深める結果になったとされる見方もある。

専門知識を深める考え方の強い欧米人のように、単純にネットで情報を得るのみでよいのかどうか、財布と相談しながら、考えるところ。

読み、書き、そろばんは人に騙されない「生きる知恵」。雑学という情報が持つ自衛本能が世界の文献が集まるシンクタンクの国、日本を築き上げたのだし。

  • OhmyNews : ネット購読と配達、新聞購読はどちらが安い?

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