2008-01-24

己を知らない子供のように Like the child who doesn't know yourself

猛烈に発達した冬の嵐も降雪のみで、気温や風速は体感的につらくなく、いつも通りの外出が出来たので、ネット会員オンリーで半額レンタルをやっているTSUTAYAに出かけ、DVD化されていないビデオを借りた。

いつも通り、商品をレジに手渡し、お約束のネット配信の半額クーポンを提示したところ、そのお店の指定したクーポン画面を見せて欲しいと若い女の店員は云う。

こちらはパケット代もかかるので、全店舗共通のクーポンをケータイに保存し、見せたのだけど、その店員はそれではダメだと言い張り、引っ込もうとしない。

利用登録したある店舗一店一店のクーポンを全部保存し、その店毎のクーポンを見せるべきなのだろうけど、今まで共通のクーポンを見せてクレームつけられた事もなかったので、困ったものだと、云うなりにその店特有のクーポンを捜すべく、レジ前で、ケータイの操作を強いられ、見つけられないので、その店員に「表示」を頼むと延々とブラウザ操作をし始めた。

おいおい、人のケータイを延々使うなよ。パケット代だってかかるじゃないの。

その店員は自分の「正しさ」を見いだせたようにクーポン利用期間の画面を表示させ、やっと会計を済ませた。

共通クーポンと店舗クーポンの両方を発行するTSUTAYAチェーンもおかしいけれど、共通クーポンを提示しているのに、店舗クーポンに固執するこの店員もちょっと四角四面。

クーポン画面なんて、レジを打つ店員に客が見せる水戸黄門の印籠のようなもので、後々どうのという代物ではないはずなのに。

借りに利用店舗登録していない客だとしても、メンバーカードとは別物なのだから、店の損失に繋がる事なんてないのに。

四角四面の店員のレジを済ませ、手渡されたビデオテープ10本の重みはひとしおだったけど、果たして一週間で全部見終えるのか、衝動に走り、借りた自分を振り返る。

己を知らない子供のように、相争う人の業は、過ぎ去った時、愚かねと自己嫌悪するのかも知れない。

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