明け方ゴミをあさるカラスを横目にねぐらに帰る品川の場末のホストクラブで働くホストたち。
そのホストクラブの事務所を舞台に古典落語「明烏」「品川心中」をベースにした借金の期限に慌てふためくバカなホストのコメディ。
カルトの鬼才・福田雄一監督の新作は舞台劇のような作りをしつつ、オーバー演技を違和感なく観せる手腕はさすがで、バカな男のリベンジ物語をこいつバカだねと楽しめる。
菅田将暉の相変わらずの演技のうまさもみせる一因であるけれども、観に行った時、劇場の観客は僕ともうひとりという惨憺さ、面白いんだけどね。
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