「キサラギ」の佐藤祐市監督による水城せとなの同名コミックの映画化。
現実世界とそれに対応しようとする「理性」「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」「記憶」の5つの思考による脳内会議。30女の揺れ動く様をコミカルにみせる様は好きな相手にどう対応しようかを擬人化された思考たちの会議で表現は増幅される。
現実世界が進行すると共に思考たちもだんだんリアクションが変わっていき、どう対処すべきかも冷静なものになっていく。それがおそらく自信なのであって、その自信もまた新たな局面に出逢う。
人間の脳内会議というミクロの世界から知る世界観はここで描かれているように天空というマクロにさまよう自分でもある。
揺れ動きながら成長していく自分の物語、面白かった。
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