ガールと呼ばれなくなりかけた女性たち。
キャリアウーマンといわれる彼女等も、シングルマザーで育児にも仕事でも頑張りすぎる人、旦那より高収入で子供なしの人、独身キャリアウーマンで合コン依存の人、ギャルファッションが限界に来ている事を悩む人など様々。
彼女たちの頑張りを描くこの映画も、「人生やらなきゃならないことなんて何もないけど、自分を見失わないで。」なんていう教訓めいた言葉も飛び交うけれど、それを支える男たちもそれぞれ魅力的で、ドライで分かり切った事しか言わない彼氏とか、イケメン新入社員で女の子にモテモテなのに仕事熱心だとか、年下の女性課長の下、女を出し抜き、営業成績を上げようとする男性社員とか。
女も過酷ならば、男も自分らしく生き抜くために苦労を強いられる時代。
男の代わりを求められる女たちの幸福探しは女に居場所を明け渡した男たちの幸福探しでもある。
そんな時代のガールで居続けたい女たちの泣き笑いはそっくり今の時代の幸福探し。
女性の社会進出がいびつな形の日本社会。映画のように人生楽しまなくっちゃねと言いたいけれど、やっぱりみんな大変なんだろうな。
女は半分がピンク色の人生で、もう半分がブルー色の人生。
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