ブラジル人ジャーナリスト、フェルナンド・モライスさんのベストセラーノンフィクション「Coracoes Sujos（汚れた心）」を原作に、実際に日系移民の間で起きた日本の勝利を信じ続けた"勝ち組"と日本の敗戦を受け入れた"負け組"との抗争劇。
敗戦時、ブラジルには日本のニュースは流れることなく、起こった悲劇で、"勝ち組"を指揮した陸軍大尉の元、『日本が負けたというのは国賊』とする制裁が"負け組"に行われ、大虐殺にまで至った。
映画は日本の勝利を信じ続けた写真屋家族の話として語られ、写真屋の妻は『敗戦で私は全てを失いました』と語る。
『負けたが正しくとも大和魂は信じちゃいけない』とうそぶく陸軍大尉の情報操作が日系移民の悲劇だった。
主な出演者に日本人俳優が出演したこのブラジル映画は日系社会を通して、情報操作の愚かさを映し出す。
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