色は匂えど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず(いろは歌)
彼に似た人を好きになった。
ストーリーはこれだけなんだけど、10年くらいの物語は、日常の中に突如起きる非日常を淡々と消化していく日常のたくましさなんだろうな。
人と人との出逢いも突如起きる非日常だし、別れも突如起きる非日常。東日本大震災だって突如起きる非日常。
その非日常を人はどう受け止め、人は日常を取り戻そうとするのか。
淡々と描かれるドラマの核はそこにあると思う。そしてまた寝ては覚める生活を取り戻す。
低予算で作られた感じの作品ながらその核心はしっかりあるから「そだね」と思えてくる。
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