2007-12-09

歳忘れの仲間の宴 Feast of companion of age forgetting

いよいよ今日は今年一年の厄払い(笑)、職場アルバイトの忘年会。

65歳雇用止めの戦中生まれのおばちゃん達は宴会芸と聴くとじっとしていられなく、今年は雇用止め前の最後の晴れ舞台である。

戦後生まれの団塊の世代は戦中生まれのパワフルさに憧れはする物のなかなかそんな仲間意識を結束として作り出せない。

進行役を買って出る親睦会の役員でもある40代は仲間意識の大切さを知りつつも、どこかお付き合いで会の準備を進め、年上のおばさま達のひんしゅくを買う。

おそらく後数年もすれば、にぎわいも何もない大人しい、形ばかりのお茶のみ忘年会になるのではと囁かれもしますから、残り少ない仲間の宴を思う存分味わえる貴重な一時と思う僕もやはり役員のひとり。(笑)

そんな宴会芸を一番楽しみにしているのが職場の正規職員でもあり、仕事オンリーの付き合いが当たり前になりつつある昨今、正職とアルバイトの懇親の場という貴重な体験なのかなと思ったりもしています。

おそらく正規職員が一番、仲間意識の薄れが自分たちの職場の存亡の危機であるという危機意識を持っているのだろう。

外部組織の勧告で、合理化指針が示され、秘守義務の適用範囲を狭められ、職場全体、競争入札を指導され、例えば現金取り扱いなどどう考えても秘守義務であるはずの分野でさえ、合理化命令出されるこの頃なのだから。

歳忘れの宴は世間の危険忘れをよそに、仲間意識で自分たちの存在意義を見出したい一部署のささやかな存在証明。

蟻の兵隊は象を脅かせるのか、試される時。

ハワイアンに、ヒゲダンス、よさこい踊りが、死の舞とならぬよう。

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