2007-12-24

クリスマス・ソングを歌うように Sing the Christmas song.

時節柄ネタをひとつ。

クリスマス・ソングというものが結構好きで、クリスマス・アルバムなんて結構コレクションしていたりする。

その中で、やはり面白いのはクリスマス・ソングのオムニバス・アルバムで、黒人ゴスペルの名演を集めたPヴァインレーベルの『ゴスペル・クリスマス』は神聖な歌声に平穏な時を感謝し、聖夜の安らぎを味わったもの。

ゴスペル・クリスマス

この手のオムニバスはオリジナル音源の使用権の関係があるから、すぐに廃盤になってしまうので、今はオークションなどで捜さなければ見つからないけれども。

もうひとつのクリスマス・アルバムをあげるなら、世界中のクリスマス・ソングを集めた『オール・アバウト・クリスマス』。

オール・アバウト・クリスマス

アメリカはもちろん、北欧から、カリブ海、アフリカ、フィリピンに至る世界中のクリスマス・ソングが聴け、北半球は「ホワイト・クリスマス」なら、南アメリカのコロンビアは打ち寄せる波のような地元のリズム、クンビアで「黒いクリスマス」で、南半球は夏真っ盛り。

クリスマス商戦たけなわを皮肉ったキャッシュ・レジスターで奏でられる「グリーン・クリスマス」は冗談音楽のスタン・フリーバーグなら、トリニダードの米軍からの贈り物、ドラム缶のフタで奏でられる「ジングル・ベル」はすさまじいドラムの音色。

買い逃し、今も心残りなのが、ザ・ピーナッツ、クレージーキャッツなどのクリスマス・ソングを集めた『メリー、メリー、クリスマス』

メリー、メリー、クリスマス

「クリスマス・ソングを歌うように、今日だけ愛してよ」と歌う中島みゆきのライブアルバム『歌暦』(1987年)なんかも想い出深きもので、昼の時間が一番短い冬至の時節にもあたる日本でも、クリスマス・ソングはその節目を告げる「人恋歌」として広く親しまれているのだろう。

  • OhmyNews : 世界に時の節目を告げる「人恋歌」たち

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

メリークリスマス!!
宗教などなにも信じてないけれど
楽しそうなことには乗っかる主義です。

サンタさんは何を持ってきてくれるでしょう?

cinema-novo さんのコメント...

ご無沙汰!
キリストが生まれたクリスマスは冬至のお祝いだという話もあるようで、商業宗教になる前はこの世に生まれた喜びのお祭りだったのかも。

今日、マックで制服姿の女子中学生達が「大きな地震が起こって、学校に避難したら、同級生みんなのパジャマ姿が見られるのになぁ」と話してました。

物騒ながら、中学生らしい可愛らしい願い。
「修学旅行で同級生みんなのパジャマ姿は見られるよ」と心の中で返事をしちゃった。

高校の修学旅行、男の子、女の子、入り乱れて部屋に遊びに行き、先生に叱られたっけなぁと。

女子中学生のサンタさんは想い出を持ってくれました。